二回目の退院
これより妻が代筆します。
脳梗塞の影響でなかなか思うように打てず疲れてしまうようです。
なので妻目線が混ざりますがご理解ください。
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無事に熱も下がり、15日ほどで退院となりました。
脳梗塞は現状維持で落ち着いています。
この日からは再び自宅での療養と在宅リハビリ、自己導尿がスタートしました。
ベッドに座ったり寝たりしながらのストレッチ、家の周辺を歩いて歩行のリハビリです。
しかし在宅での一日6回の自己導尿はそれは大変で、特に夜間は起きるのが辛そうですし、妻も様子を見てあげなくてはならないので起きなくてはならないし、一週間もしないうちに夫も妻もピリピリ、イライラし始めました。
病院と在宅看病は違うのです。
妻なんて看護師さんみたいに優しくありません。
子供の世話もしなくてはならないし、妻の仕事もあるしでなかなか厳しいものがありました。
脳梗塞の影響でこだわりが以前に増して強くなり、怒りやすくなっていました。
朝を迎えて・・・
朝を迎えて、昨晩の疲れが少し取れた時、以前にも私のことを診ていてくれたドクターが来てくれて、診てくれることになりました。とりあえずこの時点ではまだ昨晩付けたバルーンがついておりました。
午前10時過ぎに外来として泌尿器科に呼ばれて、診察検査を受けましたが、ドクターは何故ぶりかえしたかがわからないとのことのことで、再度自己導尿をすることになりました。
この時にカテーテルのサイズが、ニプロのF12と、F14というサイズがあるのがわかり、出る尿の量が多くなると思い、サイズの太いF14というのに変えてみました。
カテーテルの太さが変わっても長さは変わらないので潤滑用のリドカイン液は変わりませんでした。
自分ではこのリドカインの塩酸塩という表面潤滑剤をカテーテルに6割くらい塗っていたので、局部に入れる前に瓶口で多い分を落としても、約ひと月で8割くらいが終わってしまいました。
カテーテルに潤滑剤、手指の消毒液、シルコット、自己導尿をするには金銭的負担が大きくこの先の不安を感じましたがこれが最善なのだと頑張る決意をしました。
やっと退院できたのに・・・・
11月に入院をしてから約3か月後に退院が決まり病院の泌尿器科で、自己導尿はやめてもいいとの言葉をもらい、とりあえずは退院しました。
自宅にもどってからは、尿意を感じた時尿瓶にとり測量。
しかし、安心したのも束の間、2日後の夜半に38度台の高熱と腰の痛み。
急遽退院したばかりの病院の救急へとタクシーで向かいました。
到着後すぐに血液を取ったりインフルエンザの検査をしたり、血圧や体温を測りました。
熱があり自己導尿は厳しいので、バルーンカテーテルをいれられました。
急な患者でありましたが運よく病室も空いていたので入院させてもらいました。
この時に見てくれた夜勤の先生が「腎盂炎」だろうということで、何日間は入院が必要ということを言われました。
この晩はそのまま入院ということになりました。